過去問の取り組み方

過去問をする目的【中学受験】

過去問の目的

こんにちは算数専門プロ家庭教師のK(@sansu_ku)です

前回は序章として「過去問はいつから始めるか」という記事を書きました。これから9~10月にかけて「算数の過去問はどう取り組むか」をテーマに7~8本書く予定ですが、今回は「そもそも過去問やるのって何でだっけ」と、はじめに目的を確認しておきたいと思います。

過去問を行う目的は大きく分けて3つ今回は1つずつ簡単に説明していきます。

過去問を行う目的

現状の把握

1つ目は、現状の把握。実際の入試問題を解いて、自分の現時点の実力と合格までの距離がどの程度なのかを知ることが目的です。

6年生は既に第1志望校の過去問に取り掛かっている子もたくさんいるでしょうが、合格点に全く達しておらず、へこんでいる子も多いと思います。でも特に気にする必要はありません。それが普通ですから

なぁーんだ、気にしなくてもいいんすね。じゃ、昼まで寝まーす
K
K
ちょ待てーーい

確かに気にしなくてもいいとは言ったけど、全く気にしないのもマズい。きちんと今の点数を受け止めよう。現時点で何が足りていないのか、入試までどう学んでいけばいいのかを考えることから逃げちゃダメ

現時点で合格点に達していない大多数の子は、その事実を受けとめる(=現状を把握する)と共に、その事実を糧に。まだまだ伸びしろのある自分に、自分が一番期待してあげよう

逆に、既に合格点に達している子は、自信を持っていい。でもその自信が過信になったり、慢心につながったりしないように注意しよう。走り続け、もっと突き抜けよう。

入試問題に慣れ、特色を把握する

2つ目は、問題に慣れ、志望校の特色を把握すること

実際に解いてみて、下に記載したような最低限把握しておくべきことは押さえておいてください。親がではなく、お子さん自身がきちんと把握するように。

多くの学校では、入試問題は「学校の方針」や「こういう子が欲しい」というメッセージを表した形になっています。そんな学校のコアの部分を抜本的に変えてくることは中々少ないので、志望校の一般的な問題形式に慣れるまで過去問をこなすことは、それだけで合格へ少し近づくことになります。

入試問題に慣れ、その特色を把握することが、本番の戦略を立てる上での第1歩。

最低限把握しておくべきこと

・試験時間

科目ごとの点数

・問題数(大問・小問は何問?)

・出題形式(記述、答のみ、マークシートなど)

・出題内容や傾向

・問題ごとの難易度

・合格者データ(最低点・平均点など)

本番の戦略を立てる

3つ目は、特色を把握した上で、本番の戦略を立てること

問題の内容・傾向を細かく分析した上で、自分の成績と合格者平均点等の過去データをもとに、本番の入試はどのような戦略で挑むかを少しずつ考えていきましょう。

どの位の点数を取りにいく満点8割どの問題で点を取る問題はどう解き進めていく捨て問はあるなどなど。

また、本番で戦略通りに戦えるようにするために入試までどう学習していくかも重要です。ただでさえ時間のかかる過去問演習を、志望校の問題形式に慣れるためだけに行うのは非常にもったいない。通常の問題演習で終えることなく、合格するには何が必要か、本番でどう戦うかまで考えを巡らせましょう。

K
K
この3つ目が最も重要な目的、かつ最も難しい。きちんと算数に精通している人でないと細かい分析や正しい戦略を立てることが出来ないので、信頼できる方に聞くことをお薦めします。

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