教育理念
「徹底的に考え、自ら実行できる人間を育てる」
上記を教育理念に掲げ、中学受験生に算数を教えています。算数の問題を通して、徹底的に考える経験を繰り返し、子どもたちの思考力を鍛え上げます。算数は「思考力を鍛えるための道具」です。
中学受験の算数を通して、子どもたちの様々な能力が鍛えられます。
- 問題を理解する読解力
- 問題を要点毎に分解する力
- 1つ1つのアイテムを使いこなし、答えまで導く「論理的思考力」「情報処理能力」
- 自ら仮説を立て、実行・検証する「仮説思考」
- 1問1問の解法に共通するポイントを洗い出す「抽象思考」「本質を見極める力」
- より良く生きるために必要な「数値感覚」
では、なぜ思考力を鍛えるのか?
それは実行力を上げ、この先どんな時代になっても生き抜いていけるようになるためです。
今の小学5,6年生が社会人になる2030年頃には、今ある仕事のどれが無くなっているか?またどんな仕事が新しく出来ているか?色々な研究・予想はされていますが、そんなの正直どうなるか分からないわけです。(研究一例:Michael A.Osborne「雇用の未来」)
ただ、2030年がどんな時代に、子どもたちがどんな職業になっていようとも「物事を深く考え、主体的に実行しつづける」という人間のコアスキルが重要なのは変わらないと思います。
先行きは不透明な時代ですが、1人でも多くの子どもたちが「算数を通して、思考力を鍛え、生き抜く力を身につける」ことができるよう指導しています。
第1志望校合格のその先へ
保護者の方々が私に期待する「第1志望校の合格」は、第1ミッションとして掲げ、達成できるよう最後まで本気で取り組みます。
ただ、それはプロと名乗る以上、最低限のことです。
中学受験のみで人生は決まりませんが、中学受験で鍛え上げられた経験・考え、入学後の学び・友人・環境は、人生に大きな好影響を与えてくれます。
生徒の人生に関わる以上、単に偏差値を上げるだけ、志望校に合格させるだけにとどまらず、長期的な成長につながるようにに上記の理念を持ち、この仕事をしています。
何度も何度も徹底的に考えてもらうと共に、答えまでの道のりを自分の言葉で説明してもらい、本質的な理解を深めます。
20歳、30歳と後になって人生を振り返った際に、「あの時に鍛えてもらったのが今につながっているなぁ、中学受験してよかったなぁ。」と生徒に感じてもらえるような指導を目指しています!
教育理念というと、「んなまた大げさな!」という人もいるかもしれませんが、そもそも「理念もないのに教育業に携わる、というのはあり得ない」と個人的には思います。
第1志望校合格のその先へ!